きみとピコピコはゲーム好き少年の
妄想、願望、全開なマンガです。
⇒きみとピコピコ
ヒロインのアゲハさんはギャル。
と言うことになっていますが
陽気な少女と言う感じ。
ギャル設定は強調されていません。
明るく素直で誰とでも
分け隔てなく話ができる。
こんな子とゲームができたら
さぞ楽しいことでしょう。
一つだけ変わっていることは
レトロゲームが好きなこと。
正確にはレトロゲーム「も」
好きなだけで
最新ゲーム機も気になっていますが。
主人公のオタ君こと太田君も
漫画にありがちな強調をされた
オタクではありません。
ちょっと内気なくらいで
性格的に問題があるタイプでもない。
ラブコメ主人公がよく持っている
「鈍感」特性もないですし。
アゲハさんのことを意識しながら
内気なりに動くときは動く。
素直に応援したくなるような好青年です。
ゲーム好きなアゲハさんと
一緒に遊びながら距離が近づいていく。
そんな甘いラブコメです。
ストーリーとしてはレトロゲームを
一緒に遊んで「イチャイチャ」する。
これが基本です。
本人たちは普通に遊んでいるのですが。
「ゲーム部」の先輩女子に
「イチャイチャするな」と
怒られています。
遊んでいるレトロゲームは
ファミコン、スーファミ、64、
ゲームボーイあたりがメイン。
その他も含めて90年代あたりが基本です。
当時を知っている人なら
懐かしいゲームが出てきますよ。
ゲームのタイトルは
実在の物と架空の物が混在していますが。
このあたりは権利関係があるので
仕方がないのでしょうね。
任天堂系は基本的に架空のタイトル。
それでも何のゲームか
すぐに分かりますけどね。
大乱戦スマートバランサー。
略して「スマバラ」。
くりだせ!どうぶつの街。
こんな感じです。
ラブコメにありがちな
三角関係などもありません。
アゲハさんが嫉妬してしまうような
登場人物も出ますが。
それは分かっていても嫉妬するだけで
恋のバトルはありません。
ストーリーとは関係ありませんが
カバーを外すと面白い絵が出てきます。
電子版にこの絵があるのかは
分かりませんが。
紙の本だとこういうお遊びが
意外にあるんですよね。
楽しく甘い。
こんな青春時代を過ごしたかった。
かつてゲーム好きの
平凡な少年だったなら
そう思うような漫画ですよ。
⇒きみとピコピコ
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